1952-05-29 第13回国会 参議院 内閣委員会 第32号
併しこの新らしく局を作るというふうなことは、やはり我々の考えておりますできるだけ行政を簡素化しようとする建前から見れば、実は相当食違うわけでありまして、そういう点から従来もそういう内部の主張、或いは又外部からもいろいろ御要望があつたのでありますけれども、その点の事情は十分承知はしておりますけれども、一応現段階においてはまだ独立の局にするということはいろいろな面から困難であるというような点で、統計調査部
併しこの新らしく局を作るというふうなことは、やはり我々の考えておりますできるだけ行政を簡素化しようとする建前から見れば、実は相当食違うわけでありまして、そういう点から従来もそういう内部の主張、或いは又外部からもいろいろ御要望があつたのでありますけれども、その点の事情は十分承知はしておりますけれども、一応現段階においてはまだ独立の局にするということはいろいろな面から困難であるというような点で、統計調査部
只今中小企業庁長官からのお話で、百十三件で一億四千万円の金を放出したというお話でありますけれども、これは果して企業の合理化資金に廻つておるかどうか、私共地方の金融状態を見ますと、大体銀行は多額に貸越している人にのみ偏在的にこれに貸しておるのでありまして、金融業者の一方的の考えから金を貸出しておるので、この覧億円の見返資金を折角出して頂きまして、そうして地方の中小企業が潤うかというようなことが、実際は相当食違い
さらに一部保有農家の配給米でありますが、これも従来各府縣とも中央の査定した数量と、地方の実際の必要量との間には相当食違いがあるのであります。これに対しまして、政府は決定した数量をみだりにふやさないということになりまするならば、さなきだに轉落農家の飯米の問題が今金國的に大問題になりつつある状態に対しまして、非常に大きな打撃を與えるものであるということをわれわれは憂えるのであります。